ときをためる暮らし つばた英子 つばたしゅういち
を読んで、丸太小屋の木にあふれた空間も
手を動かして工夫して作り出す生活も
身の回りを緩やかに楽しみつつコントロールして過ごす様子も
キッチンガーデンという庭からの、季節ごとの恵み
素敵だな、そういう時間の過ごし方。使い方に憧れる。
とは言え実際は程遠い。
ベランダの鉢植えさえ、一向に素敵にはならない。今は琵琶とベンジャミン、棗、それぞれの生命力にかけて水やりするくらい。ごめんね。
そんな棗が日に日に弱り始めたのが11月。葉がほとんど落ちて、生きてるの??状態に。
8月に我が家に来てから、初の冬。寒さに強い、らしい、とは言えまだ若木。心配になってきた。
秋には実を付けることを期待して育ててきたのに。
そもそも棗を買ったのは、家で何かを育てて収穫してみたかったから。琵琶は枝は伸びるものの葉ばかり増えて実はまだまだ先に思われる。
何か育てた成果が感じられるものと探していて見つけた。
ナツメグは棗の実。
生でもドライフルーツにしても、お茶にしてもいいそう。鉄分、カルシウム、カリウムなどなど、女性には嬉しい栄養いっぱいなのだ。←食べたことはない。
棗、ナツメと思うとそれ以外は考えられなくなって、近所のホームセンターを回るも取扱なし。園芸店を回るも、こちらも扱いなし。名前は聞くものの随分マイナーな樹木のよう。
で結局ネット検索すると、Yahoo!で1500円で発見!!生育具合によるものの予想以上に手軽に手に入った。
すぐ実を付けるとは思ってなかったけど、まさか冬を越せない!?なんて考えていなかった。
もうダメかな。諦めかけて、でも惜しくて、それでまだ元気そうな枝を切り、水で育てることに。
今はないフォブコープで買った◯十年もののグラスで、リビングのカウンターで文字通りキッチンガーデンしてみた。
そして今、若葉が!根からは新しいモヤシみたいな根がちょろっと。
むむむ、これは冬を越せるのでは!?もしかして枯れてる風の鉢植えも室内ならいけるかも、と思い始めた。
なんとか乗り切って、春には土に戻したいなと思ってる。そして、実をつけてもらっていつか食べるぞ。