ぐるりについて

シンプルライフに憧れるも遠い日々、気になることをいろいろ

抗生剤で発疹!?赤いブツブツは薬疹!その症状

今まで特にひどいアレルギーになったことなどなかったのですが、この夏抗生剤で薬疹になりました。

 

薬疹(ヤクシン)とは、シンプルにいうと薬にあたった状態。私は全身に発疹が出て10日ほど治療・通院する羽目になりました。

 

薬疹の初期の症状から完治までをまとめます。

薬疹とは?

薬が原因で発症する発疹。

薬の成分が抜けるまで治りません。

そしてまた同じ薬を飲めば発症します。

 

時に急激に症状が悪化してひどいと入院、命に関わることもあるそうです。

 

いつどんなタイミングで発症するか

私は原因となった薬を服用し始めてから5日後くらいに発症しました。

 

薬疹が現れるまで

そもそもは耳鼻科でもらった抗生剤。

風邪の引き終わりで喉の痛みが取れず受診したところ出た抗生剤が原因でした。

 

2.3日服用し喉は良くなったのでお薬を中止。

薬を飲んでいたことも忘れていた金曜日の夜、

突如赤い発疹が!

服用後すぐではなかったので、最初は何か食べ物に当たったのかな?と思っていました。

 

どんな症状

初期・1日目

〜赤い発疹、痒くも痛くもない〜

太腿、お腹に小さな赤いポツポツがさーっと出ました。密集した発疹で発症時は特に凹凸もなく肌はフラットでした。

 

全くといっていいほど痒くも痛くもなく、

「なんだろう?」

と思ったもののすぐに引くだろうと就寝。

 

先日食べた刺身(青魚)に当たったのかなー?

サザエも食べたよなー

など食物アレルギーを疑ってました。

そしてふと、耳鼻科でもらった薬の説明欄に

「副作用として発疹が出た場合は医師に相談」って書いてあったような。。。

と思い出すのです。

 

〜発疹が広がる〜

翌朝も発疹は引かず、それどころか急速に範囲が広がってきました。

でもやっぱり痒くも痛くもない。

 

これはなんかおかしいなぁと感じ始めるものの、これしきのことで受診、、、と迷う私。

週明けに外出の予定などもあったため念のため皮膚科を受診することにしました。

 

そして受診した結果、

あっさり薬疹という診断が出ます。

 

初めて聞く薬疹という単語に??

 

多分抗生剤が原因で、これはまだまだ酷くなるよ

と無情の通告を受けます。

ステロイド剤の塗り薬が出て週明け再受診と言われます。

(が、まだこの時は薬疹の恐ろしさを知らなかった。。。)週明け受診って早くない!?と思っていました。

 

中期・2〜5日目

〜発熱、痒くてたまらない〜

クリニックから帰宅後、

早々にだるくなり熱っぽい。

風邪をひいたような症状になりました。

 

時間と共に、

・発疹は膝〜胸全体に。

・背中まで広がった発疹は大きく赤みも強くなり、隣接する発疹同士がくっつく始末。

・肌全体が熱を帯びて赤く盛り上がり、体がマダラ模様に。

・それと共に猛烈な痒み。

 

夜中たまらず起きて掻いてしまうほどで、

ステロイド剤を塗ってしばらくは痒みが治るものの、また痒くなる。

腫れで凸凹とした患部を叩いたりして痒みをやり過ごしました。

 

この土日は本当に辛かった。

 

〜ステロイド剤の経口薬が出る〜

月曜日仕事終わりに速攻で受診。

(痒みが酷すぎて早く先生に会いたかった)

受付で薬疹の患者とマークされてたようで他の患者さんをすっ飛ばして診察室に通されました。ラッキー✨

 

発疹は痒みを増し、広がりは治らず、酷くなってますねーと先生。

 

塗り薬だけでなく強めのステロイド経口薬が出ました。

 

いつもならステロイドってちょっと怖いなと思っているのですが、さすがの症状の辛さから躊躇いなく服薬。 

次回は水曜ということで、良くならなかったら紹介状で病院行きと言われました。

 

あぁ病院送り、と凹みます。

 

水曜日。

だるさも抜けて、発疹の広がるスピードはややゆっくりになったものの、薬疹めは膝から下に延伸し、ふくらはぎにかけての発疹がまだ続いていました。

 

月曜日に出た経口薬が結構強めのものだったそうで、「町医者レベルではない!!」との診断を受け総合病院への紹介状が出されました。

 

後期・6〜10日目

〜発疹が茶色に変化〜

木曜日、早速総合病院を受診。

まだじわじわと膝裏からふくらはぎへ成長を続ける発疹。

でも、よーく見ると最初に出始めた太腿やお腹の発疹は赤色→茶色に変化し治癒の傾向が出てきました。

目や口腔内などの粘膜に異常がないのでピークは超えただろうという診断がおりました。

 

もし粘膜にただれなどの異常があれば点滴や入院の措置が必要だったようです。ホッとしました。

引き継ぎ薬を飲んで経過を見ることに。

 

〜肌が再生。皮が剥ける〜

その後3日ほどで投薬も終わり、症状も収束に向かっているため通院も終了。

 

赤みが引いた部分は、茶色いシミのように落ち着き始めました。

肌の腫れも引いて、触ってもフラットな状態に。

 

久しぶりにふつうの肌を見ました。太腿などは皮がむけ始め再生を感じました✨

 

薬疹にかからないために

その後は原因の薬を避ける形で薬疹は再発していません。

 

どの薬であたるかはわからないので防ぎようがないのですが、

・少なくとも絶対同じ薬を飲まない

医者に薬疹に当たったことを伝え、近しい系統の薬を避けてもらう

これは必須です。

 

抗生剤と言っても数種類あるので、全てが飲めない訳ではないそうです。薬効としては同じでも系統の遠い薬を飲む分は大丈夫だそう。

 

そしてもし発疹が出たら侮らないこと。処置が遅くなると命の危険もあります。

 

お薬手帳は大切

今回の薬疹で改めてお薬手帳の大切さがわかりました。

必ずお薬手帳を持参し、お薬シールをしっかり貼る。

いつ、どの薬をもらって飲んだのかちゃんと把握するのが大切だと思いました。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村