お題「みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか? 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか?」
このお題、結婚したきょうだいからも最近よく聞かれる。質問の裏の思いは、自分こだわりの家を持ちたいけど、経済的にも悩ましいしと色々迷っているのだと思う。
わかる、わかるよ。
持ちマンション10年目、家好き・インテリア好きの私だって今もふと考えることがあるお題だもん。
個人的には、現在持ち家(持ちマンション)の立場からすると、もう一度独身の頃のように賃貸に住んでみたいなというのが本音かな。
賃貸ライフいいなと思う理由
- 探す楽しみがある
賃貸マンション/中古一軒家・エリア・家賃・設備 なんて考えだしたら選択肢は無限大。
独身時代の賃貸お部屋探しは、困っちゃうくらいの選択肢の中から、えいやってエリアに旗を立ててその周辺で部屋を探す、それが楽しかった思い出がある。
だいたい部屋の更新時期が迫る中で部屋探しをしていたから、期限のデッドのある中で「今」貸しに出されている物件を探す宝探し感もあって。
そもそも探すだけで楽しいのが賃貸のいいところだと思う。
- 面白い間取りに出会える
賃貸にある変わった間取りの面白さ、裏を返すと諸事情でそうなっちゃったんだねーっていう間取りの不便さ・個性が新鮮。
注文住宅や中古一軒家は違うかもしれないけど、マンションや戸建って画一的な間取りでどこもスタンダード。住みやすさが一定以上担保されている反面、住みやすいように工夫したい、自分の巣を作りながら暮らしたいなどと考えるタイプには癖がなさすぎて物足りなさもあるような。
- 新しい街に出会える
遊びに行くのとは違う、住んで生活することで知れる街の良さがあると思っていて、賃貸ライフの良いところは住み替えの柔軟性があるのもいいな。新しい街に出会えて、お店や緑などの住環境もそこに住む人の雰囲気・空気感も刺激になる。私は関東の田舎住まいだったから、一人暮らしをはじめて交通の便がとても良くなり生活スタイルに変化が生まれたのも良かった。
このタイミングでこの街に足を踏み出して生活をはじめて良かった!って思える、そういう機会が賃貸だと気軽にできていいなと思う。
- 賃貸の期限付きという生き方
今は家族がいて学校があり住まいを変えることはできないと考えているけど、家族が独立したら身の回りを小さくして賃貸に住んで新しい土地を開拓する生活がしたいなと思う。賃貸の期限付きの住み方が強制的に生活に区切りをつけさせてくれて、それが生活や価値観に影響を与えてくれるのもいい。
両親を見ていると高齢だとそうもいかないだろうと思う。慣れた街・店・病院、知りあいのいる環境、周囲の音・気温なんかも変えられない、耐えられないという域に入ってきている様子。
ある程度の元気さと順応性のあるうちにまた賃貸生活を実行してみたいな。

久しぶりに図書館に通って気になる本を。しょ〜こさんの本を見つけた。
不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり!